Debian セキュリティ勧告
DSA-2895-1 prosody -- セキュリティ更新
- 報告日時:
- 2014-04-06
- 影響を受けるパッケージ:
- prosody
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- 現時点では、その他の外部参考セキュリティデータベースはありません。
- 詳細:
-
サービス拒否の脆弱性が Prosody、XMPP サーバに報告されています。 圧縮が有効化されている場合、攻撃者が高い圧縮率で圧縮された XML 要素を XMPP ストリーム越しに送る (
zip bomb
として知られている攻撃) ことでサーバのリソースを全て消費します。SAX XMLパーサ lua-expat もこの問題による影響を受けます。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題は prosody のバージョン 0.8.2-4+deb7u1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題は prosody のバージョン 0.9.4-1 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (wheezy) では、この問題は lua-expat のバージョン 1.2.0-5+deb7u1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 1.3.0-1 lua-expat で修正されています。
直ちに prosody 及び lua-expat パッケージをアップグレードすることを勧めます。