Debian セキュリティ勧告
DSA-2629-1 openjpeg -- 複数の問題
- 報告日時:
- 2013-02-25
- 影響を受けるパッケージ:
- openjpeg
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 672455, バグ 681075, バグ 685970.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2009-5030, CVE-2012-3358, CVE-2012-3535. - 詳細:
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- CVE-2009-5030
ヒープメモリ破壊により、特定の Gray16 TIFF 画像の処理時にメモリの不正な開放につながります。
- CVE-2012-3358
Red Hat セキュリティレスポンスチームの Huzaifa Sidhpurwala さんが、JPEG2000 画像の解析にヒープベースのバッファオーバフローを見つけました。
- CVE-2012-3535
Red Hat セキュリティレスポンスチームの Huzaifa Sidhpurwala さんが、JPEG2000 画像のデコードにヒープベースのバッファオーバフローを見つけました。
安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバージョン 1.3+dfsg-4+squeeze1 で修正されています。
テスト版 (testing) ディストリビューション (wheezy) および不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 1.3+dfsg-4.6 で修正されています。
直ちに openjpeg パッケージをアップグレードすることを勧めます。
- CVE-2009-5030