Debian セキュリティ勧告
DSA-2546-1 freeradius -- スタック由来のバッファオーバーフロー
- 報告日時:
- 2012-09-11
- 影響を受けるパッケージ:
- freeradius
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 687175.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2012-3547. - 詳細:
-
Timo Warns さんは、高性能で幅広い設定が可能な RADIUS サーバーである freeradius の EAP-TLS の取扱いで、利用者からの入力を局所的なスタック バッファへコピーする前に長さの検査を適切に実施していないことを見つけま した。この結果、認証されていない攻撃者が細工を施した証明書でこの欠陥を 衝いて、常駐処理を異常終了させたり任意のコードを実行することができます。
安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバー ジョン 2.1.10+dfsg-2+squeeze1 で修正されています。
テスト版 (testing) ディストリビューション (wheezy) では、この問題は近く 修正予定です。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバー ジョン 2.1.12+dfsg-1.1 で修正されています。
直ぐに freeradius パッケージをアップグレードすることを勧めます。