Debian セキュリティ勧告
DSA-2335-1 man2html -- 入力のサニタイズ漏れ
- 報告日時:
- 2011-11-05
- 影響を受けるパッケージ:
- man2html
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Mitre の CVE 辞書: CVE-2011-2770.
- 詳細:
-
Tim Starling さんにより、UNIX の man ページを HTML に変換するプログ ラム man2html の Debian 由来の CGI ラッパが、様々なエラーメッセージ を表示する際にユーザの供給した入力を適切にエスケープしていないことが 発見されました。リモートの攻撃者がこの欠陥を攻撃してクロスサイトスク リプティング攻撃を実行可能です。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (lenny) では、この問題は バージョン 1.6f-3+lenny1 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバ ージョン 1.6f+repack-1+squeeze1 で修正されています。
テスト版ディストリビューション (wheezy) では、この問題はバージョン 1.6g-6 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバー ジョン 1.6g-6 で修正されています。
直ぐに man2html パッケージをアップグレードすることを勧めます。