Debian セキュリティ勧告
DSA-2248-1 ejabberd -- サービス拒否攻撃
- 報告日時:
- 2011-03-31
- 影響を受けるパッケージ:
- ejabberd
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Mitre の CVE 辞書: CVE-2011-1753.
- 詳細:
-
Wouter Coekaerts さんにより、Erlang で記述された XMPP/Jabber 分散サー バ ejabberd に欠陥が発見されました。受信したデータのエンティティ展開 を制限していないため、
Billion Laugh
攻撃が可能です。 この欠陥により、攻撃者は細工した XML データを送ることでサービスに対す るサービス拒否攻撃をおこなえます。旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (lenny) では、この問題は バージョン 2.0.1-6+lenny3 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバー ジョン 2.1.5-3+squeeze1 で修正されています。
テスト版 (testing) ディストリビューション (wheezy) では、この問題は近 く修正予定です。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバー ジョン 2.1.6-2.1 で修正されています。
直ぐに ejabberd パッケージをアップグレードすることを勧めます。