Debian セキュリティ勧告
DSA-2242-1 cyrus-imapd-2.2 -- 実装誤り
- 報告日時:
- 2011-05-25
- 影響を受けるパッケージ:
- cyrus-imapd-2.2
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 627081.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2011-1926. - 詳細:
-
Cyrus IMAP サーバの STARTTLS 実装に欠陥が発見されました。I/O バッファ が適切に初期化されていないため、中間者攻撃により平文のコマンドを STARTTLS 直後に挿入することで、暗号化 IMAP、LMTP、NNTP、POP3 セッショ ンにコマンドを注入可能です。
旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (lenny) では、この問題は バージョン 2.2.13-14+lenny4 で修正されています。
安定版 (stable) ディストリビューション (squeeze) では、この問題はバー ジョン 2.2.13-19+squeeze1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバー ジョン 2.2.13p1-11 の cyrus-imapd-2.2 と、バージョン 2.4.7-1 の cyrus-imapd-2.4 で修正されています。
直ぐに cyrus-imapd-2.2 パッケージをアップグレードすることを勧めます。