Debian セキュリティ勧告

DSA-1239-1 sql-ledger -- 複数の脆弱性

報告日時:
2006-12-17
影響を受けるパッケージ:
sql-ledger
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 386519.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2006-4244, CVE-2006-4731, CVE-2006-5872.
詳細:

リモート脆弱性が複数、ウェブベースの複式会計プログラム SQL Ledger に発見されました。任意のコードの実行につながる可能性があります。The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識しています:

  • CVE-2006-4244

    Chris Travers さんが、セッション管理を欺き、 既存のセッションの乗っ取りが可能であることを発見しました。

  • CVE-2006-4731

    Chris Travers さんが、ディレクトリトラバーサル脆弱性を発見しました。 悪用して任意の Perl コードを実行することが可能です。

  • CVE-2006-5872

    入力のサニタイジング欠落により任意の Perl コードの実行を許すことが発見されました。

安定版 (stable) ディストリビューション (sarge) では、この問題はバージョン 2.4.7-2sarge1 で修正されています。

次期安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバージョン 2.6.21-1 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 2.6.21-1 で修正されています。

直ちに sql-ledger パッケージをアップグレードすることを勧めます。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/sql-ledger/sql-ledger_2.4.7-2sarge1.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/sql-ledger/sql-ledger_2.4.7-2sarge1.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/sql-ledger/sql-ledger_2.4.7.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/s/sql-ledger/sql-ledger_2.4.7-2sarge1_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。