Debian セキュリティ勧告
DSA-1133-1 mantis -- 入力に対するサニタイジングの欠落
- 報告日時:
- 2006-08-01
- 影響を受けるパッケージ:
- mantis
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 361138, バグ 378353.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2006-0664, CVE-2006-0665, CVE-2006-0841, CVE-2006-1577. - 詳細:
-
複数のリモートからの脆弱性が、バグトラッキングシステム mantis に発見されました。 この問題により、任意のウェブスクリプトを実行される可能性があります。 Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトでは以下の問題を特定しています。
- CVE-2006-0664
クロスサイトスクリプティング脆弱性が、config_defaults_inc.php に発見されました。
- CVE-2006-0665
クロスサイトスクリプティング脆弱性が、query_store.php および manage_proj_create.php に発見されました。
- CVE-2006-0841
複数のクロスサイトスクリプティング脆弱性が、view_all_set.php、 manage_user_page.php、view_filters_page.php および proj_doc_delete.php に発見されました。
- CVE-2006-1577
複数のクロスサイトスクリプティング脆弱性が view_all_set.php に発見されました。
安定版ディストリビューション (stable、コードネーム sarge) では、これらの問題はバージョン 0.19.2-5sarge4.1 で修正されています。
不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、これらの問題はバージョン 0.19.4-3.1 で修正されています。
mantis パッケージのアップグレードをお勧めします。
- CVE-2006-0664
- 修正:
-
Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)
- ソース:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-5sarge4.1.dsc
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-5sarge4.1.diff.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2.orig.tar.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-5sarge4.1.diff.gz
- アーキテクチャ非依存コンポーネント:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/m/mantis/mantis_0.19.2-5sarge4.1_all.deb
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。