Debian セキュリティ勧告

DSA-1056-1 webcalendar -- 冗長なエラーメッセージ

報告日時:
2006-05-15
影響を受けるパッケージ:
webcalendar
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Debian バグ追跡システム: バグ 366927.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2006-2247.
詳細:

David Maciejak さんは、PHP ベースのマルチユーザカレンダー webcalendar が、ログイン試行の際に不正なパスワードと存在しないユーザに対して、 異なるエラーメッセージを返すことに気づきました。 この問題により、リモートの攻撃者が有効なユーザ名に関する情報を手に入れることができます。

前安定版ディストリビューション (oldstable、コードネーム woody) は、webcalendar パッケージを含んでいません。

安定版ディストリビューション (stable、コードネーム sarge) では、この問題はバージョン 0.9.45-4sarge4 で修正されています。

不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、この問題は近く修正される予定です。

webcalendar パッケージのアップグレードをお勧めします。

修正:

Debian GNU/Linux 3.1 (sarge)

ソース:
http://security.debian.org/pool/updates/main/w/webcalendar/webcalendar_0.9.45-4sarge4.dsc
http://security.debian.org/pool/updates/main/w/webcalendar/webcalendar_0.9.45-4sarge4.diff.gz
http://security.debian.org/pool/updates/main/w/webcalendar/webcalendar_0.9.45.orig.tar.gz
アーキテクチャ非依存コンポーネント:
http://security.debian.org/pool/updates/main/w/webcalendar/webcalendar_0.9.45-4sarge4_all.deb

一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。