Debian セキュリティ勧告
DSA-711-1 info2www -- 入力に対するサニタイジングの欠落
- 報告日時:
- 2005-04-19
- 影響を受けるパッケージ:
- info2www
- 危険性:
- あり
- 参考セキュリティデータベース:
- Debian バグ追跡システム: バグ 281655.
Mitre の CVE 辞書: CVE-2004-1341. - 詳細:
-
Nicolas Gregoire さんは、info2www にクロスサイトスクリプティング脆弱性を発見しました。info2www は info ファイルを HTML に変換するプログラムです。悪意を持った人が一見無害に見えるリンクを web 上に置くことで、犠牲となるユーザのブラウザ上で任意のコマンドの実行が可能です。
安定版ディストリビューション (stable、コードネーム woody) では、この問題はバージョン 1.2.2.9-20woody1 で修正されています。
不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、この問題はバージョン 1.2.2.9-23 で修正されています。
info2www パッケージのアップグレードをお勧めします。
- 修正:
-
Debian GNU/Linux 3.0 (woody)
- ソース:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/i/info2www/info2www_1.2.2.9-20woody1.dsc
- http://security.debian.org/pool/updates/main/i/info2www/info2www_1.2.2.9-20woody1.diff.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/i/info2www/info2www_1.2.2.9.orig.tar.gz
- http://security.debian.org/pool/updates/main/i/info2www/info2www_1.2.2.9-20woody1.diff.gz
- アーキテクチャ非依存コンポーネント:
- http://security.debian.org/pool/updates/main/i/info2www/info2www_1.2.2.9-20woody1_all.deb
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。