Debian セキュリティ勧告

dhcp client -- dhcp クライアントにおける root 権限の不正な遠隔利用

報告日時:
2000-06-28
影響を受けるパッケージ:
dhcp-client-beta, dhcp-client
危険性:
あり
参考セキュリティデータベース:
Mitre の CVE 辞書: CVE-2000-0585.
詳細:
Debian 2.1 (slink) および Debian 2.2 (potato) に収録されている ISC DHCP クライアントには、root 権限を不正に遠隔利用される問題があります。 OpenBSD チームは、このクライアントが dhcp サーバからの応答に埋め込まれたコマンドを 不当に実行してしまうことを報告しています。 このことは、悪意ある dhcp サーバによって、クライアント上で root 権限のもとコマンドが実行されうることを意味します。

注意: このレポートは新しいレポートによって置き換えられました。 2000 年 7 月 28 日のレポートを参照してください。